
📚 「単語」と「過去問」、どっちを優先する?
英検まで、あと1か月。
この時期になると、よく聞くのが、
「単語を覚えるのと、過去問を解くのと、どっちを優先したらいいですか?」
という悩みです。
どちらも大切。
でも、残り1か月しかないなら、
「とにかく単語!」でも「ひたすら過去問!」でもありません。
ポイントは、過去問を使って、自分に必要な単語を見つけることです。
🔍 まずは、過去問を解いてみる
前回の記事では、過去問を「今の自分」を知るための診断ツールとして使う方法を紹介しました。
ここでもう一度、過去問を見直してみましょう。
語彙問題で間違えた問題。
長文の中で意味がわからなかった単語。
選択肢に出てきたけれど、意味があやふやだった単語。
こうした単語を拾ってみます。
すると、
「自分が今、覚える必要のある単語」
が見えてきます。
📖 「知っている単語」と「使える単語」は違う
単語帳を見て、
abandon → 放棄する
inevitable → 避けられない
と意味を言える。
それだけで「この単語は大丈夫」と思ってしまいがちです。
でも、実際の英文の中で出てきたときに、
「……これ、何だっけ?」
となることはありませんか?
単語は、単語帳で意味を覚えるだけでなく、
実際の英文の中で出会うことで、使える知識になっていきます。
だから、過去問と単語学習を切り離して考えないことが大切です。
🎯 では、単語帳はやらなくていい?
もちろん、そんなことはありません。
英検では語彙力がとても重要です。特に語彙問題は、知らなければ正解するのが難しい問題もあります。
ただ、残り1か月ということを考えると、
単語帳を最初から最後まで完璧にしようとする必要はありません。
たとえば、
・過去問で間違えた単語
・正解したけれど迷った単語
・何度も見かけるのに覚えられない単語
・自分の級で頻出する重要語
こうした単語を優先して覚えていく。
「今の自分に必要な単語」を選ぶことがポイントです。
📝 過去問を「単語帳」にする
ちょっと言い方を変えると、
過去問そのものを、自分専用の単語帳にしてしまう。
という方法もあります。
過去問を解く。
↓
わからなかった単語をチェックする。
↓
意味を確認する。
↓
もう一度、英文の中でその単語を見る。
↓
後日、もう一度確認する。
こうすれば、
「英検で実際に出てくる単語」+「自分がつまずいた単語」
をまとめて復習できます。
これは、残り1か月という限られた時間を使ううえで、とても効率的です。
⏰ じゃあ、結局どっちを優先する?
私なら、こうします。
過去問を軸にして、単語学習を組み合わせる。
過去問だけを何回も解いても、知らない単語が増えるわけではありません。
反対に、単語帳だけを何時間もやっても、実際の問題でどう使われているのかがわかりません。
だから、
過去問 → 弱点発見 → 必要な単語を覚える → もう一度問題で確認
という流れを作ります。
そして、もちろん、過去問に出てきた単語だけで十分というわけではありませんので、
級に合った単語帳を使いながら、過去問で見つかった自分の弱点を重点的に補強する。
これが、ラスト1か月にはおすすめです。
🌱 「たくさんやる」より「必要なことをやる」
英検まであと1か月。
「単語を全部覚えなきゃ」
「過去問を全部やらなきゃ」
と考えると、やることがどんどん増えてしまいます。
でも、今必要なのは、
勉強量を増やすことだけではありません。
「今の自分には何が必要なのか?」
を考えて、そこに時間を使うこと。
過去問は、そのための大切な手がかりになります。
単語帳を開く前に、まず一度、過去問を解いてみる。
そして、
「この単語、知らなかった」
「これは知っていたけれど、文の中では迷った」
というところを見つける。
そこから始めてみませんか?
🎁 今日のTakeaway
「単語」か「過去問」か。
どちらか一つを選ぶ必要はありません。
過去問で自分の弱点を知り、
必要な単語を重点的に覚える。
この組み合わせで、残り1か月の時間を有効に使いましょう。
