
前回は、自由の女神が実はフランス生まれだというお話をしました。
では、ここで一つ疑問です。
高さ約93メートル(台座を含む)もある巨大な像を、19世紀にどうやってフランスからアメリカまで運んだのでしょう?
もちろん、そのまま船に載せたわけではありません。
🧩 なんと350個以上のパーツに分解!
自由の女神は、頭や腕、たいまつなど、350以上の部品に分けられました。
それらを214個の木箱に詰め、1885年、フランスの港を出発したのです。
もし完成したまま運ぼうとしていたら、とても当時の船には積めなかったでしょう。
まるで巨大なプラモデルですね。
🌊 大西洋を渡ってニューヨークへ
自由の女神を運んだのは、フランス海軍の輸送船 「イゼール号(Isère)」。
約1か月かけて大西洋を渡り、ニューヨーク港へ到着しました。
到着したときには、多くの市民が港に集まり、大歓迎したそうです。
当時から、この像への期待の大きさが伝わってきますね。
🔧 組み立てにも約4か月!
ニューヨークに着いても、すぐに完成したわけではありません。
214箱の部品を一つひとつ確認しながら組み立てる作業は、とても大変でした。
完成までにかかった期間は、約4か月。
そして1886年10月28日、ついに自由の女神の完成を祝う式典が開かれました。
フランスからの友情の贈り物は、こうしてニューヨークのシンボルになったのです。
🤔 ところで…
自由の女神といえば、今の緑色の姿を思い浮かべますよね。
でも実は…
完成した当時は、緑色ではありませんでした。
いったい何色だったのでしょう?
▶ 次回は「自由の女神は昔、緑色じゃなかった!?」を紹介します。
📘 Today’s English
torch = たいまつ
自由の女神が右手に掲げている「たいまつ」は、英語で torch といいます。
“The Statue of Liberty holds a torch in her right hand.”
(自由の女神は右手にたいまつを持っています。)
